ハイデルベルクの美味しいレストランって、どこ?
ツーリストインフォメーションでそう尋ねると、担当のドイツレディは言った。
「それなら、シュニッツェルハウスね」
なんでも地元じゃちょっとした有名店なのだとか。
シュニッツェルは日本で言うところのカツレツで、ドイツではたびたび見かける名物メニューの1つ。
そんなシュニッツェルを専門に扱うお店が街の人気店なのだと言う。
フランス料理のように繊細ではなく、どちらかと言うと「素材どーん!」なドイツ料理。ものによっては肉がそのまま出てくる、なんてことも珍しくもなく。
もはやワイルドグルメ的な位置づけでもあるドイツ料理。
・・・美味いのだろうか。
シュニッツェル専門店
ネッカー川の正面、街のシンボル「カールテオドール橋」のすぐ近くにあるシュニッツェルハウス。
気持ちよく晴れた日なんかは、外のテーブルでのんびりランチにもよさそうな場所です。
ですが、ちょっと分かりづらい。
とはいえ、地元に愛される人気店です。気になる味もきっと美味いはず。
中世風の店内
店内はどこか中世を思わせ、こじんまりとしたデザイン。
普段から電気をあまり使わないエコな国ドイツ。店内は外からの光とローソクの灯す明かりに照らされるのみ。
壁に飾られる豚・・・
さすが、豚カツを食べられるレストランなだけはありますね。
さっそくメニューを頼んでみることに。
メニューには「über 100 Schnitel(100を超えるシュニッツェル)」の文字。ずらりとシュニッツェルの種類が並んでいるのですが、掲載NGのため見せられるのはここだけ。
シュニッツェルもいいのですが、まずはビールでしょうか。
これだけは、国が違えど変えられない。
日本のビールと違って、濃厚で味がしっかりしているドイツビール。好き嫌いもありますが、フルーティーなものも多いです。そして、ドイツは本当にビールの種類が豊富。
(ふふ、ビールが待ち遠しいのかしら、ぼうや)
ビールは可愛らしくジョッキに入って登場。
続いてメニュー。これだけ揃えて12ユーロくらい。これはボリューミー。
シュニッツェルには特製ソースが。こちらはデミグラスソース仕立て。他にもホワイトソースやチーズソースなど、絶対に美味しいんだろうな、というメニューが多いです。
さいごに
ドイツに来たならソーセージ。本場ドイツ、熟成されたソーセージはすこぶる美味いです。けれど、そればかり食べていたのでは飽きがくるというもの。
そんな頃にオススメなのもシュニッツェル。味は日本のカツに近いので、ヨーロッパ風の味付けがちょっと、という方でも無理なく食べられると思います。
ハイデルベルクを旅行される方は是非とも立ち寄ってみて下さい。
Schnitzelhaus Alte Münz
Neckarmünzgasse 10
69117 Heidelberg
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