ドイツといえば、ビール!ビール!何よりもビール!ビール大国として世界に知られるドイツ、もちろん街のレストランやカフェでは、大ジョッキ片手にビールを楽しむ光景が目に留まります。
あまりにビールが有名で、意外と知られていないのがドイツのカフェ事情。
ヨーロッパのカフェ、そう聞くとフランスやイギリスの名前が浮かびますが、実は負けず劣らずドイツのカフェは時にアーティスティック、時に独創的と、知る人ぞ知るオシャレ空間です。
ドイツを観光するなら立ち寄ってみたいオシャレなドイツカフェ。
なかでも人気の観光都市ハイデルベルクから、旅行するなら是非チェックしておきたいカフェをご紹介します。
Pannonica
精霊教会のあるマルクト広場から1つ道を外れたイングリム通りに小さく佇むカフェPannonica。
これは私だけかもしれないのですが、海外でカフェに入るって、始めちょっと勇気が入ります。
店の入り口は小さいし、本当に入って大丈夫なの?怪しまれない?怒られないよね?大丈夫?いいの、本当に?本当に?本当だよな?
なんて、とりとめのない詮索をしてしまったり。
実際は「ハロー」と元気に声を掛けて入れば問題なし。お店からも「ハロー」と挨拶が返ってきます。
ドイツ語で「グーテン ターク!」と元気に入るのもいいけど、なんだか堅苦しいので「ハロー」でOK!
小さめの店内はウッドテイストで木の温もり溢れる印象です。
窓際の席も小さくて可愛らしいです。
カフェでの注文スタイルは基本カウンター注文。
最近ではチップ分を上乗せする必要もとくになく。その辺りはお気持ち。
1杯のエスプレッソを頼んでみることに。
席にちょこんと座り、コーヒーメーカーに注がれる姉さんの熱い眼差し、もとい横顔をぼんやり眺めること数分。
エスプレッソ来ました!
小っさ!
エスプレッソっていつ見ても小さい。
そして、超苦い・・・。
エスプレッソには角砂糖を2つほど入れ、ゆっくりと頂くのがヨーロッパでの嗜み。
強いお酒をちびちび味わうように、ちびちび味わうエスプレッソの深み。
店内はコーヒー片手になんでもない話に盛り上がる地元客の姿も。
こちらは音楽カフェでもあるそうで、店内にはクラッシックジャズがほのかに流れ空間を演出していました。
リクエストすればお店の人が選曲してくれるかも?
音楽に詳しい人はぜひお店の人に聞いてみて下さい。
さいごに
ハイデルベルクのおすすめカフェいかがでしたでしょうか?
コンビニや自動販売機がない分、ドイツにはコーヒーショップが多く、出勤前や駅の購買、街のパン屋などでコーヒーを買い求める人は多いです。
また、原産地や焙煎方法などコーヒー豆に対するこだわりも強く、お店独自の味を楽しめるのもドイツコーヒーの特徴。
細部までこだわり、きめ細やかなドイツ人ならではの味わいをゆっくりカフェで楽しむ。そうやってコーヒー片手にのんびりするのも、ドイツの楽しみ方の一つです。
ドイツのカフェ、ぜひ訪れてみて下さい。
Pannonica
Ingrimstraße 22
69117 Heidelberg, ドイツ
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