絶景だらけの中世!ロマンティック街道で観光すべき7つのスポット!
カテゴリ:観光 タグ:
泣く子も黙るドイツの名門サッカーチームといえば、バイエルンミュンヘン。
伊藤ハムの美味しいソーセージといえば、アルトバイエルン。
南ドイツの観光スポットといえば・・・
そう、バイエルンです。
中世の都ローテンブルク、オレンジ屋根の可愛い街並み、アルプスの息吹を感じる豊かな自然、南の果てにはさもラスボスのように威厳を放つノイシュバンシュタイン城の姿。
バイエルンの美しさは世界を魅了し、州を横断する街道はロマンティック街道と呼ばれる始末。
世界の人々が死ぬまでに行きたがるとも言われる(たぶん)、ドイツのユートピアことバイエルン州のなかから、今回はここだけは外せない見どころをご紹介したいと思います。
1.中世の街ローテンブルク
© Rothenburg Tourismus Service, W. Pfitzinger
「日本人はこぞってローテンブルクに行きたがる。やれやれ」
と、現地のドイツ人が思わず呆れてしまう。
それくらい大勢の日本人が詰めかける街ローテブルク。
城壁に囲まれた小さな街にはおとぎの世界が広がっており、ロマンティック街道きって可愛さを誇っています。
日本が誇る「かわいい」の詰まった街だと思うのですが、ドイツ人には肝心の可愛いさがピンとこない様子。
街の中では、シュークリームのような見た目をしたドイツ名物のお菓子シュネーバルが売られていることでも有名。
味はシュークリームとはほど遠く、見た目とのギャップに面食らう味をしています。決してマズイわけではないですよ。いや、本当に。
他にも町の中には一年中クリスマスのお店があったり、城壁の上を散歩できたりと、中世の生活を感じられる景観は街歩きにも最適。
夜になると夜警が現れ、一緒に夜のローテンブルクの見回りに繰り出すツアーもあるとか。
ちなみに、ローテブルクは正しくは「ローテンブルク・オブ・デア・タウバー」。なので、ローテンブルクに行くには、ローテンブルク・オブ・デア・タウバー駅が最寄り駅です。
ちょっと戸惑います。
2.一年中クリスマス、ケーテ・ウォルファルト
ドイツの一大イベントといえば、クリスマスマーケット。個性豊かで可愛いらしいクリスマスオーナメントもドイツならではの見所。
ローテンブルのマルクト広場にはケーテ・ウォルファルトは一年中ずっとクリスマスという夢のようなお店。クリスマスヴィレッジと呼ばれる店内には、高さ5mのクリスマスツリーや3.5mのクルミ割り人形、数え切れないほど多くクリスマスオーナメントが並んでいます。
3.フュッセンと白鳥の城
死ぬまでに見たい城、ことフュッセンの白鳥の城ノイシュバンシュタイン城。
実は、本来あるべき城としての実用性はほとんど見られず、ルートヴィヒ2世が強く憧れた中世騎士の世界を実現しようとデザインに特化して作られたのがこの城です。かの有名なディズニーランドにあるお城のモデルとしても有名です。
そんなノイシュヴァンシュタイン城のあるフュッセンは中世都市の景観を色濃く残す街で、ロマンチック街道の終着地であるほか、保養地や、リュートやバイオリンの街としても有名です。
4.世界遺産ヴィース教会
フュッセンから少し離れるものの、無理してでも見る価値ありの教会が世界遺産にも登録されているヴィース教会です。
いと神秘的です。
タクシーで行くと交渉次第ですが、往復100ユーロちかく取られます。できるなら、バスで行くのがお勧めです。
5.王都ミュンヘン
バイエルン州の州都ミュンヘンはドイツで3番目の大都市。高級ブランドや王室ご用達の老舗もあったりと、首都ベルリンよりも華やかな気もします。物価もその分ちょっと高め。
旧市街には豪華なレジデンツ宮殿に町の象徴にもなっているフラウエン教会など、町の見所は豊富の一言。
世界から屈強なビール好きが集まり、世界で一番酔っ払いを生み出すビールの祭典「オクトーバーフェスト」が開かれるのも、ここミュンヘン。
朝から晩までビールを飲み続ける、四方八方に酔っ払い、そんなクレイジーな宴に参加したい猛者は十分な覚悟と共に是非オクトーバーフェストのミュンヘンへ。
6.ネルトリンゲン
人気マンガ「進撃の巨人」のモデル地なのでは?との噂もあって、近年人気急上昇中のドイツの観光地といえば城壁と隕石の街ネルトリンゲンです。
隕石が作ったクレーターの上にできた街の周囲は城壁に覆われ、街の中心には聖ゲオルグ教会がそびえ立つなど、マンガの舞台にそっくりな見た目から、ファンを中心に注目を集めています。クレーターの上にできた街ということで、街はややくぼんでいるという・・・。
ドイツでは和歌山のタマ駅長的存在、ネコ職員がいる街としも有名です。
7.ヴュルツブルク
川と橋のある街にして、ロマンティック街道の起点でもあるヴュルツブルク。世界遺産にもなっているレジデンツが有名で、ローテブルクと合わせて観光するという人も多いです。
そして、この街はシーボルトの出身地としても知れています。
シーボルト・・・
どこかで聞いた覚えのある名前です。
アルテ・マイン橋から望むマリエンベルク要塞は圧倒的な存在感です。川にかかる大橋、丘の上に佇むお城というのは、メルヘン心がくすぐられます。
さいごに
バイエルン観光からロマンティック街道をめぐる観光スポット、いかがでしたでしょうか。
今回紹介した都市を訪れることのできるロマンティック街道は、ドイツの観光街道にも指定されている由緒正しき街道です。
それはそうと、「ロマンティック街道」という名前が気になる。という方のために少し補足すると、ロマンティック街道は「ローマへの巡礼の道」という立派な意味を持っています。
決して、ロマンに溢れているからロマンティック街道という安易なネーミングではないので勘違いなきように。
ちなみ、シーボルトは江戸時代に日本にやって来て蘭学を教えた人物です。禁止されていた日本地図を持ち出して日本から追放された人物としても有名かもしれまんせん。
Comment
シーボルトは江戸時代に日本へ来ました。念のため
ご指摘ありがとうございます^^